都会でも地方でもマンションに住んでいると
- 周りにどんな人が住んでいるか知らない
- たまにあいさつする程度でどんな人なのかな
- もっとご近所づきあいをしたいのにな
などなど思うことがあるかと思います。
今回はそんなマンションでもご近所付き合いを活発にしたい方向けに、ご近所付き合い創生アプリ「GOKINJO」を紹介したいと思います!
住民交流アプリ「GOKINJO」って何?
「GOKINJO(ゴキンジョ)」は、同じ分譲マンション内の入居者のみが登録・使用できるコミュニティアプリです。入居者間で「情報」「モノ」「スキル」を共有できます。信頼できる相手である、同じマンションの入居者と安心感をもってつながり、協力し合うことで、コロナ禍でコミュニケーションが不足し、孤立しがちな子育て世帯のご近所交流のきっかけをつくり、豊かな子育て環境を育むことができます。
Source:旭化成ホームズ
目的 | 専用のアプリを利用した情報交換や、モノの譲り合いなどを通じて、ご近所同士で交流や協力し合う事で「子育てを豊かにする」 |
対象ユーザー | 同じマンションの入居者 (対象マンションは旭化成ホームズ販売のマンションに限定せず、どのマンションでも対応可) |
主な活用シーン | 「知りたいコト」や「シェアしたいモノ」、「ちょっと手を借りたいコト」が出てきた際に本アプリに投稿をすることで、同じマンションに住む住民同士で協力をし合う |
アプリ公開日 | 2022年4月下旬予定 |
マンション暮らしの場合、同じ階の方はまだしも他の階の方に合う事も稀です。ただでさえご近所付き合いの少ない昨今なのですが、最近はコロナの影響もあり人との触れ合いの機会がめっきり減ってしまっていると思います。
このアプリはデジタルを使い相手を知り、情報交換をし信頼を気付き、リアルの生活内でも上手に交流する機会を作れるまさに今の時代にはピッタリのアプリだと思います!
住民交流アプリ「GOKINJO」の4つの特徴
「GOKINJO」の4つの特徴をみてみましょう!
インターネット上の不特定の相手ではなく、同じマンション入居者限定としたことで、交流相手への信頼性を確保!
アプリ利用を利用する人は、入居者限定としたクローズな交流空間となっているので、アプリ内での発言に信頼感が生まれます。
ご近所さん同士という意識からも、建設的かつ有用な発言も多くなりますよね。SNSのような不特定多数との交流ですと、無責任な発言や虚偽な発言が付きもので、信頼性に欠けますよね。
特に育児世帯や共働きの世帯を中心に、いつでも有益な情報交換ができます。
お子さん通しが安心して繋がれるので、サスティナブルな社会・地域づくりについて学ぶことができる!
お子様が大きくなり不要になったものを、ご近所さんに譲ることも簡単にできます。そうしたモノの継承によって子ども同士のつながりが生まれますよ。
それだけでなく、日用品などの再利用を通じて「リサイクル」「シェア」「ゴミの削減」といったサーキュラーエコノミーを自然と学べます。持続可能な社会づくりへの意識を高めることができます。
コロナ禍でのコミュニケーション促進に!
まだまだ続くコロナ禍の状況において、対面でのコミュニケーションをする機会がぐっと減ってしまいました。
新しい住居・地域、子育ての悩みなど、同じ状況を共有できる仲間を得ることができますので、孤独になりがちな現在の状況でも豊かな子育て環境を得ることができます。
高い利用満足度・高い利用率
ユーザーから高い満足度を獲得しており、アプリのアクティブ率も高く、必要不可欠なツールと高い満足度を得ているようです!
30代女性(未就学児)
コロナ禍で住民同士が集うことが難しい中、情報交換や助け合いの出来る状況で必要不可欠なツールだと思ってます。
住民交流アプリ「GOKINJO」の5つの機能
続いてはアプリの機能を見てみましょう!
情報交換機能
同じマンションに住んでいる住民だからこその情報交換ができます。
同じマンションに住む人ならではの工夫が分かって良いですね! 例えば、間取りや形状が同じマンションであれば、他の人の上手な収納術やスペース活用術を取り入れられることも◎
お譲り機能
捨てるにはもったいないけど、いきなりご近所さんを訪問していりますか?と言い出すのは気が引けますよね笑。「お譲り」は、ほしい方がいたらどうぞ!と、躊躇なくモノを譲り合える機能。
同じマンションに住む者同士なので、余計な配送料も不要ですし、タイミングが合えば即取りに行くことだってですよね。また実物確認もすぐにできたりするので、こういった情報交換はとっても貴重ですよね。ジモティーの同じマンション版みたいな感じですね。
お助け機能
「助けてほしい」「助けてあげたい」直接言うのは中々難しいですよね。。。お助けは、手やモノを借りたい時など、アプリ上でHELPを出せて、住民同士で助け合いができる機能。
出ているヘルプに対して、それを見た人が手やモノまたは知識を貸してくれるというものですね! とても小さなお願いをお隣さんにをいきなり尋ねるのは難しいですし気も引けます。でもこういったアプリ上であれば気軽にヘルプを出せるのはうれしいですね。 昔で言う「ちょっとお醤油かしてもらえます?」的な笑?
管理組合連携・防災機能のWeb連携機能
マンションの管理会社や理事会からのお知らせ機能ですね。正直マンションのアナログの掲示板ってみないことも多いですし(そもそもない場合も)。
防災時の安否確認ボタン・災害関連情報掲示も追加されるようなので、いざという時には役に立ちそうですね!
※防災機能のWeb連携機能は現在開発中だそうです。
MAP機能・グループ機能
〇〇公園の桜綺麗に咲いてますよ!とかお住いのマンション周辺情報を地図上で交換できる機能ですね。意外と近所になにがあるかって知っているようで知らないこともよくありますから新たな発見があるかもですね。
また共通点がある方が集えるようなグループ機能はとても良いですね! 同じマンションで趣味の合う人たちが集まれるのはうれしいです。
※グループ機能は現在開発中だそうです。
住民交流アプリ「GOKINJO」リアルのサービス紹介
GOKINJOはアプリ上のサービス提供だけではありません。やはり大事なのはリアルなコミュニケーション。リアルなサービスを紹介します。
イベント開催
マンション現地でスタッフがイベントを開催し、顔の見えるリアルなつながりの醸成を支援!
無農薬野菜の共同購入イベント
みんなで学ぼうSDGsお絵描きイベント
りアプリ上だけの付き合いだけでなく、やはり対面でのコミュニケーションが大切です。こうしたイベントを定期的に提供してくれるのも嬉しいポイントですね。
私も小さなころは近所の子供と沢山遊んで、そこでの出会いがとても成長に繋がったと思っています。大人同士ももちろん、子供同士の交流にも最適です。
地域との連携
マンション周辺の商店街や店舗と連携し、地域の情報やお得なチケットをアプリから配信してくれます! マンション入居者と地域をリアルにつなぎ、地域の発展に貢献しできますね。
気になる点…
さてメリットは沢山書いてきましたので良さはわかったと思います。逆に筆者的に気になる点を挙げてみたいと思います。
良からぬ情報漏れ
マンションの規模やアプリに参加している人数にもよるとは思いますが、ある程度多くの人に自分たちのことが晒されます。
家族構成が明るみになる場合もあると思うので、住民に良からぬ輩がいた場合にトラブルにならないかなと心配はありますよね。あの家には子供がいるとか分かっちゃうと思うので。良い意味で繋がりが出来ればよいですが、悪い意味の繋がりにもなりかねないですよね。
変な強制力や疎外感
いわゆるママ友グループLINEみたいにはならないと良いですよね。○○さんは何で参加しないの?とか。
逆に参加していない人が、イベントに遭遇した時の疎外感も笑(たぶん私はこのタイプ)
とは言えそこまで大きなデメリットではないですけどね。
まとめ
さて今回は住民交流アプリ「GOKINJO」の紹介をしてみました!
ご近所付き合いが希薄となる昨今ですが、こういったアプリを活用して人と人との繋がりが出来るきっかけになればとてもよいです。
公式では「2022年4月下旬 公開予定」のようですが、公開されたらまた更新したいと思います!
「GOKINJO」は現在、旭化成不動産レジデンス株式会社が販売するマンション“アトラス加賀”にて試験運用を実施中のようです。2023年2月に竣工予定のアトラスシティ世田谷船橋でも運用される見込み。
早く本格運営され、多くのマンションに広がると良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは!