外国人夫・妻を日本へ呼ぶための在留許可申請の手続き。

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僕は国際結婚をしている。僕は日本人、妻はアメリカ人。僕はアメリカで結婚後、そのままアメリカに在住しているが、僕の知人に同じようにアメリカで結婚をして、日本へ帰った人がいる。

今回は、以前の記事↓

外国で結婚後、日本側の結婚手続き。
外国で結婚後、日本側の婚姻手続きについて。自身と知人の体験談を元に紹介する。

で紹介した友人が日本で婚姻届を提出し、アメリカ人妻を日本へ呼ぶために「在留許可申請」を行った。
そして先日「在留資格認定証明書(Certificate of eligibility)」が無事に交付された。

今回はそのことについて書いてみるが、インターネットで調べてみると、この「在留許可申請」については色んなサイトで詳しく書いてあるので、簡単な紹介程度にしておく。正式名称は「在留資格認定証明書交付申請」。

以前と同じく、今回のケースは

  • 日本人夫・アメリカ人妻
  • アメリカ国内で結婚
  • 日本で婚姻届は提出済

という状況である。なお彼の場合、行政書士の方にお願いをして全ての手続をしてもらったそうなので、自分で1から準備して…というやり方とは多少違う点もあるかもしれない。これから外国人の夫・妻を日本へ迎えようと考えてる人達は参考にして欲しい。

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【申請から交付までの流れ】

ざっくりと彼が行った手順を纏める。

  1. 行政書士に連絡
  2. 必要な書類の準備
  3. 行政書士との打ち合わせ
  4. 行政書士が書類を作成し、入局管理局(東京)へ提出
  5. 待つこと約1ヶ月、無事に在留資格認定証明書(Certificate of eligibility)が交付

こうしてみると簡単な気がするが、彼が言うには書類を準備したりするのが大変だったそうだ。

 

【準備した書類等】

ここでは先程の「申請から交付までの流れ」で彼が準備した書類を挙げてみる。これは自分で申請する場合もあまり変わらないだろう。

※難しい言葉が嫌なので、以下「日本人配偶者」にあたる部分は僕の友人日本人の「Sho君」、「外国人配偶者」の部分はS君のアメリカ人の妻「Maryちゃん」と表現しようと思う。

 

①. Maryちゃんの名前が記載されているSho君の戸籍謄本(全部事項証明書)

日本で婚姻届を提出して1週間ほどすれば、戸籍謄本に相手の名前が記載されるので市役所で取得すれば良い。(ていうか、そんなこと日本人なら知っているか…)

 

②. Sho君の現在の住民票の写し

「世帯構成員が全員載っているもので、マイナンバーは記載されていないもの」らしいが、僕が日本を離れている間に「マイナンバー」なるものが出来ている。何なんだそれ…。きっと皆さんは御存知でしょう。

 

③. 住所地の市役所が発行する課税証明書と納税証明書

今回のSho君のケースでは、2015年(平成27年)度のもの。日本で収入があり、住民税を納税している場合は必要だが、彼の場合は、仕事を辞め一年以上留学していたので不要。というか収入がないので。

 

④. アメリカで発行された結婚証明書

原本のみの場合には、コピーを取って持っていけば良いらしい。Sho君はコピーをとり、それを提出。

 

⑤. Maryちゃんの証明写真サイズの写真

サイズは通常日本で履歴書に使用される4cmx3cm。彼が言うにはアメリカのCVSとかでとったパスポートサイズの証明写真だと少し大きく、自分でスキャナーで取り込んでリサイズして持っていたらしい。でも最近の行政書士さんであれば、データファイルで渡して、彼らがサイズ調整してプリントしてくれるらしい。

 

⑥. 現在の職場の「在職証明書」(会社員の場合)

これは努めている会社にいえばOKでしょう。会社員以外の場合はわかりません。

 

⑦. 現在の職場からの過去3カ月分の給与明細

3カ月分なければある分だけで良いらしい。Sho君の場合、留学前に務めていた会社に復帰をしたらしいが、申請した時点では復帰後1ヶ月しかたっていないので、1ヶ月分の給与明細を提出。

 

⑧. ⑦がない場合

預金額を証明するための残高証明書、または通帳の現在残高が分かる見開きと銀行名・名義人等がわかるページのコピーを用意すれば⑦の代わりになる。sho君は⑦の給与明細が1ヶ月分しかなかったので、補足として残高証明を提出した。彼には満期の定期預金があり、普通預金の残高よりその額の方が多かったので、それを残高証明にして提出。

どちらにしても、ある程度は貯金・財産がないと厳しいのかもしれない。この⑧または、③、⑦あたりは結局のところ、生活するための基盤があることの証明。生活費あるからきても養えるぜってのを証明できれば良いのであろう。

 

⑨. 二人で撮った写真

どんな写真がOKでNGかわからないが、二人出掛けた時の写真、生活を共にしていた時の写真など。とにかく二人で一緒に写っているものだろう。もし相手のご家族や、自分のご家族と撮った写真があれば併せて提出すると良いだろう。

 

⑩. Sho君ののパスポートのコピー

写真のあるページ、アメリカ渡航の際の日米両方の入国・出国スタンプがあるページの各コピーを準備。

⑪. Mary君のパスポートのコピー

写真のあるページ、来日歴がある場合には日本入国のスタンプ、査証のあるページの各コピーを準備。

 

⑫. Sho君の帰国後のMaryちゃんとのやりとりを示すもの

これは以外だったのだが、彼が日本へ帰国(去年2015年11月)から、申請時(2016年2月)まで、やりとりを示すもの。それだけでいいんだ?って思ったがOKらしい。僕としては交際開始からのものと思っていた。でもよく考えたら交際期間が長い人がそれだけの証明を出すと膨大な量になるだろう。

Sho君はLineやSkypeの履歴をプリントアウトして提出。A4で60枚以上のなったらしいが…笑。(履歴の出力方法は、Lineならトーク履歴のバックアップをテキスト出力、Skypeの場合は他のソフトを使う必要がある)

他にもやりとりを示すものとしては、E-mail、SNSでのメッセージ等をプリントアウトしたもの、国際電話の明細表など。無料でビデオチャットができる現在、国際電話なんてする人いるのかな…

 

⑬. 認め印

身元保証書などに押印する用。

 

【申請・審査期間】

行政書士との打ち合わせでは、結婚に至った経緯や今後の生活について、などなど質問され彼はその質問に答えるだけであったとのこと。基本的には行政書士が必要な情報を聞き出してくれるはずなので、任せておけばよいだろう。打ち合わせ時間は約2時間ほど。

打ち合わせ後、約1週間ほどで行政書士が申請書類を作成し、さらに行政書士の人が入国管理局へ申請の手続きを行ってくれる。あとは待つだけ。

当初は「この時期(2、3月)は多忙期なので、3ヶ月ほどは見ておいてください」と言われ覚悟しておいたのだが、異例の早さで約1ヶ月で許可がおりた。これに関して僕達申請者は、何も出来ないので入管任せなのだが、特に問題のない人であれば早いのだろうか?。

 

【その後】

手元に「在留資格認定証明書」が届いたので、これをアメリカにいる妻の元に送るそうだ。そしてアメリカ人妻が、それを持ちワシントンDCの日本大使館へ行き、日本の入国時に必要な「査証(VISA)」の申請を行う。

この「在留資格認定証明書」がある場合、VISAがどれくらいでおりるのかわからないが、きっと早いのであろう。その辺りは、また彼から報告を受けたら記事にしようと思う。

 

【最後に】

簡単に書くと言ったのにガッツリ書いてしまった。確かにこう見ると揃える書類は沢山あるように思う。ちなみに行政書士にお願いすると10万円ほどかかるが、不許可になると全額返金らしい。僕だったらお願いするだろう。こういう慣れないことはプロにお願いするのが楽だし確実、さらに愛する夫・妻と日本で無事に暮らせるようになるのであれば、10万は安いだろう。どちらにしても、やはり日本においての国際結婚は、まだまだ手間がかかる。

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