アメリカ人が日本大使館で配偶者ビザを申請する方法。

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僕は国際結婚をしている。僕は日本人、妻はアメリカ人。僕はアメリカで結婚後、そのままアメリカに在住しているが、僕の知人に同じようにアメリカで結婚をして、日本へ帰った人がいる。

その知人の配偶者が日本で在留資格を得たので、先日ワシントンDCにある日本大使館でビザ申請・発行を行った。今回はその事を記しておく。

今回の記事は前回の

外国人夫・妻を日本へ呼ぶための在留許可申請の手続き。

の続きです。

前回に引き続き、知人のアメリカ人の奥さんは「Maryちゃん」として説明していく。

 

一応、今回のケースのおさらい。

  • 日本人夫・アメリカ人妻
  • アメリカ国内で結婚
  • 日本で婚姻届は提出済
  • 日本で「在留許可証」を交付済

という状況である。ハッキリ言ってここまでプロセスが進んでいると、敢えて書くことは殆ど無いのだが、彼の奥さんが無事に日本へ来るまではその道程を記しておこうと思う。

 

【申請から交付まで】

今回は、アメリカ人配偶者のMaryちゃんが行った手続きだ。

  1. ワシントンDCのにある日本大使館へ
  2. 必要書類を提出する
  3. VISAを受け取る

…それだけ。ほら書く程のことないでしょ。

 

【準備した書類等】

必要書類は2パターンあり、在留資格認定証明書(CERTIFICATE OF ELIGIBILITY)がある場合と、ない場合で違ってくる。今回のケースは在留資格認定証明書がある場合だ。必要書類も多くない。

※在留資格認定証明書がない場合に関しては以下の日本大使館のWebページ or 日本大使館へ直接問い合わせてみてほしい。見たところ、在留許可の申請をする時と似たような書類が必要そうだ。

→在アメリカ合衆国日本国大使館の詳細ページはこちら

 

①. Maryちゃんのパスポート

まぁ…説明不要でしょう。

 

②. 内容を記入をしたVisa申請用紙

日本大使館のWEBサイトからダウンロードできるのでプリントして内容を記入。
↑先ほど載せた日本大使館の詳細ページ内、青文字の「here」よりダウンロード可。

 

③. Maryちゃんの証明写真

これは②の用紙に貼り付けて提出する。

サイズは用紙に記載があるが「45mm☓45mm (2 in ☓ 2 in)」。普通の証明写真であれば問題ないだろうが、CVSで取ったパスポート用の写真だと少し大きいそうだ。一応規程があるようなので、下記リンクを参考に。(リンク先はフィリピン向けだが写真規程は同じ)
→Visa申請用紙に貼る写真のサイズ規程

 

④. 在留資格認定証明書

これは日本で申請・発行されるもの。詳細は前回の記事を参照。

外国人夫・妻を日本へ呼ぶための在留許可申請の手続き。

 

【申請にかかる時間】

まず、Maryちゃんが日本大使館へ訪れて、手続きをするのにかかった時間は…約5分…。信じられないが、これほど早く出来るらしい。(※但し、これには少し面白いエピソードがあるので【余談】に追記する。) だが今回のケースのように、在留許可証が発行されている場合は審査もないので、すぐに終わるのだろう。大使館の混み具合による…といった程度。

申請を行ってからVISAが発行されるまでの時間は約4営業日。VISA(パスポート)は郵送されないので自分で大使館へ取りに行くらしい。昔僕が日本で学生VISA(F1)を取ったは郵送されたが、そこは違うらしい。日本政府もアメリカの郵送機関を信じていないのか…笑。
申請時に以下の様な受付番号が書いた紙をもらったそうだ。受け取り当日はこれと引き換えにVISA(パスポート)を受け取ることになる。

Visa-Application-Receipt

Maryちゃんが申請をしたのが、2016年3月31日、受け取ったのが2016年4月5日。土日を挟んでいるが、実質4営業日だ。
spouse-visa-japan
※色は少し加工してあります

※注意)ちなみに申請を行っている間は、パスポート・在留資格認定証明書の原本を一度日本大使館へ預けることになる。その間に何かパスポートが必要になっても…手元にない状態になるので注意してほしい。VISA受け取り時に一緒に返してくれる。(というかビザはパスポートに張り付いてくる。)また、在留資格認定証明書は日本入国時に必要だそうだ。

 

【余談】

先ほどの【申請にかかる時間】で少し触れたが、なぜ彼女の手続きがこんなにも早かったのか…。もちろんそれは、Maryちゃんが正しい手続きをし、必要な書類を正しく揃えていったのが一番の要因だろう。だが彼女は少し面白い(?)体験をしたので、皆が知らないような現実を書いておく。

Maryちゃんが大使館へ到着は12時15分ほど。最初にGooglaMapで表示される「Embassy of Japan」 の建物へ。だが数年前?から別の建物(大使館の隣)でVisaに手続きは行うようになったらしい。なので、そちらの建物へ移動する。その時点で12時20分ほど。

実は大使館は12:30分から所謂ランチブレイクになるのだが、結構ギリギリに着いた。急いで受付へ行き、受付にいる女性にVISA申請の旨を伝えた。すると女性は何も言わず不機嫌そうに、近くにある受付時間が書かれた案内板を指さした。(時間みろよって事だ)

でもMaryちゃんはよくわからず、再度VISA申請をしたいと伝えた。すると女性は「あと6分しかないですよ」…と。そう、この受付の女性、めっちゃ態度が悪いのだ。昼休みまであと6分しかないのに何来てんだよ…って。

さすがにMaryちゃんも雰囲気を悟って、「じゃあ何時から受付再開しますか?」と聞いたが、その女性は「あと6分しかないですよ」の一点張り…。Maryちゃんもこれにはイラつき、再度「じゃあ何時から受付再開しますか?いつ来たら良いんですか?」と強めに言った。(その時Maryちゃんは「This bi◯ch…」と心の中で叫んだそうだ笑。まぁ僕が彼女の立場でも同じ事を思うだろう。)

すると女性は、超めんどくさそうに「はいはい…、今日はどうしました?要件は何でしょうか?」とようやく話を聞いてくれる態勢に。それから彼女のVISA申請の手続きを開始してくれたのだが、Maryちゃん曰く、ここからの作業が「本当に確認してんの?」という位の高速作業。スタンプも「バンバンバンバン!」と勢い良くつく始末(中川家礼二が真似してるグアムの入国審査官みたいな笑)。まぁその人が作業に慣れているせいもあるのだろうが…

Maryちゃんも「あんなRudeな日本人、アメリカで初めて会った」と言っていたくらい。なんだか、変な部分だけアメリカナイズされちゃってる感じだ…笑。

しかもMaryちゃんの前に話していた日本人にはすごく優しく対応していたらしい(Maryちゃんは日本語話せる)。アメリカでは地味な人種差別が意外とある。白人優先でアジア人は無視…みたいな。それの逆バージョンだなと思った。そんな人がいるんですかね、日本大使館様。

※僕がMaryちゃんから聞いた英語の会話を意訳した内容なので、受付の女性本人がどのような意図で言ったのかはわかりませんけどね。

 

【最後に】

以上が、アメリカ人が日本大使館で配偶者ビザの申請を行う手順だ。(余談のインパクトが強く後味が悪い感じになってしまったが…。)在留許可証が交付されている場合は、ほぼ自動発行のようなものだろう。これから申請を行う人は少しでも参考にしてほしい。くれぐれも、昼休み前のギリギリに行くのは避けた方が無難だろう…笑。


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